今、家にある本を読み返しているのだが、、、
トジツキハジメさんの
『物語は死で終わらない』っていう、
色々短編が入っている単行本なのだが、
その中の一つ、タイトルにもなっている
『物語は死で終わらない』がめちゃ泣ける(T ^ T)
てか、めちゃ泣いた…
あらすじとしては、
幸生は二十歳で事故で死んだ。
幸生が気がつくと駅にいた。
その駅はあの世に行ける駅で駅員さんから未練がないなら切符を買って改札通ってねと言われる。
駅の中央には池があり、覗くと自分の葬式をしている。
そこに大学からの友達、新吾がやってくる。
幸生は新吾とのなにか大切なやりとりを思い出せないでいる。
幸生はただ新吾を眺め続けた。
彼女と長続きしなくて別れてしまうこと、自分の墓参りに毎年来ること、そして繋がらない幸生の携帯に電話をかけること、、、
そして、思い出す。死ぬ2〜3日前に新吾に告白されたこと。
その告白の返事をしていないこと。
でも、幸生は見ることしかできない。何もできないのだ。
見続けて50年が経った。
その間に幸生の両親も亡くなったが、誰もその駅にはこなかった。
そして、70手前の新吾は幸生との思い出の大学近くにいた。
また電話をかける、幸生に。
「そろそろ答えも出る頃だろ。少しは悩んでくれたか?」
その10日も経たず、新吾は死んだ。。
この最後はめちゃ感動なんだが、もうもうすでに新吾の幸生への愛で涙ボロボロですわ!!
ちょうど音楽を聴いていて、平井堅の『ノンフィクション』がこのストーリーにめちゃどハマり!!!
マンガには新吾の心は描かれてないが、ただ会いたいんだよ!幸生に会いたい!って言ってるの!
えーん(TT)